今年の麻布教会は「天下太平 諸国成就 総氏子身上安全祈願」を信心モットーに掲げているが、5月5日の天地金乃神大祭には品川教会信徒・膳師豊氏を教話講師にお迎えして「いのち輝かせたい」と題して教話いただくことになった。膳師さんは、先年、「韓日に光る道」というビデオ映画をプロデュース。戦前の金光教の朝鮮半島布教の実際から、平成の時代にその復活をみるまでのドキュメンタリーである。氏は他にも「おかげは和賀心にあり」「いのちの詩聞かせて」など金光教の映画を手がけてこられた。信徒の立場でこのお道を世界に伝えたいという強い情熱をお持ちである。また、先日、膳師さんも同席された韓国金光教の方々の来日時の食事会に私もお声をかけていただき、たまたま隣に座られた李真求先生(韓国金光教理事)とお話をしたところ、11月3日の麻布教会大祭教話講師にお見え下さることになった。李先生のご信心や韓国布教のご苦労を聞かせていただき、さらに「万国まで残りなく金光大神ができ、おかげを知らせてやる」との神様、教祖様の願いである地球規模のおかげ実現に向けて前進していきたい。麻布教会は、今年も春秋、異色の大物講師をお迎えできることをありがたくうれしく楽しみにしている。