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気ままに綴るエッセイ

教会長が気ままに綴るエッセイです。
行事報告もこちらで行いますのでお楽しみに。

2008年05月06日

天地金乃神大祭奉行「麻布教会90年を迎えて」 教会長

5月4日(日)初代教会長松本儀助大人三十二年墓前祭、5月5日(祝)天地金乃神大祭を奉行させていただいた。
今回は大祭後「麻布教会90年を迎えて」という講題で私が話をさせていただいた。
 「これが亡くなった元子の父の形見の羽織であります。元子の父は九十歳で亡くなっております。丁度、私は今日で九十になります。後二日で私はもうじき…幸せな事であります。まだもっと聞いてもらいたい、まあそれも神まかせでございます。どうぞ皆様身体の摂生に気をつけて、尚どうぞ日常商売ご都合万端のお繰り合わせを頂いていただきたい。どうぞ一層の信心にお祈りさせて…みなさんありがとうございました。」という松本儀助先生が89歳10ヶ月で逝去された昭和51年5月6日の前日、5月5日春季大祭のなかで脳血栓で半身不随のまま抱えられての奇跡の挨拶を紹介。
まさに儀助先生の信心は「御礼の信心」だったと思う。
また「信心には喜びが大事。生きていく上には、つらいことが先になりやすいが、まずもって喜びの気持ちを持たせて頂く。風にもまれ、日に照らされて育った木が丈夫なように、修行を受けた人間には強い力が育まれる。伸びた蕨のような信心ではならぬ。修行を苦労に思わず、ありがたく思わせて頂いて、楽しみながら、喜びながら、毎日おかげをこうむるようにさせてもらいたい。」(『松本儀助』「ご祈念には感謝の念を 」112P)とも話されている。
90年のという歴史の中で、いろいろなことがありましたが今後とも「有難い、有難いとばかり思う人には、有難いことばかりできてきます」という姿勢で信心に取り組ませていただきたいと思います。

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