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気ままに綴るエッセイ

教会長が気ままに綴るエッセイです。
行事報告もこちらで行いますのでお楽しみに。

2008年12月16日

日々優り一月優り一年優り代優り

12月14日、御本部布教功労者報徳祭参拝の帰途、岡山駅で0系新幹線のサヨナラ運転を見ることができた。岡山駅でたくさんの鉄道ファンに囲まれていた「最後の0系」はいささかくたびれた感はあったが、とても懐かしかった。どれだけ多くの人がこの0系に乗り、西日本へ東日本へと旅したことだろう。
子どもの頃、大好きだったあの団子っ鼻の新幹線。車窓から眺める富士山や姫路城、食堂車のビーフカレーや、ビュッフェの速度計、洗面所の横には冷水器がついていた。優しい車掌さんが運転台に乗せてくれたこともあった。いまでは考えられない、いい時代であった。首都圏布教100年の時には、先頭に真っ赤な金光教の御紋をつけて「ひかり号」が走った。
私にとっては、御本部参拝はもとより、母の実家の乙島教会、親教会の大阪教会、家内の実家の京都への足としてもお世話になってきた。ちょっと大げさではあるが、私の半生の泣き笑いの一片もこの車両に乗せられていたかと思うと、なにかノスタルジックな気持ちになった。
今度の報徳祭は、三代金光様・金光攝胤君(こんこうせつたねのきみ)45年祭でもあり、金光家でいただいた偲び草の色紙には「日々優り一月優り一年優り代優り 攝胤」とあった。
三代金光様がこの様なお気持ちで日々の御神勤を勤めておられたことを思うと身の引き締まる思いがした。
高度経済成長の象徴でもあった「夢の超特急」も、300系、700系、N700系へと代替わりしていき、かつて4時間半かかっていた岡山への参拝も今では3時間半になり、さらにもっと速くなっていくだろう。
私たちの信心も「日々優り一月優り一年優り代優り」であるようにと改めてご教示をいただいた本部参拝であった。

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