あけましておめでとうございます
今年の麻布教会信心モットーは「信心の継承」とさせていただきます。
親から子へ、子から孫へと血縁に信心を伝えることはもちろん。未信奉者、信心から遠ざかっている難儀な方々への継承も大切です。
教祖直信・三村佐野さんの伝えにこのような教えがあります。
「金光様、なにぶん突然にお参りをしましたので、何もお礼を持って来ておりませんが、何をお供えすれば神様がお喜びくださるでしょうか」とお伺いすると、「何もお礼を出すことはいらない。自分が受けたおかげを手本にして世の中の人を救ってあげれば、お礼になる」と仰せになった。そこで、「私のような学問も何もない者には、それはむずかしいことです」とお答えすると、「学問のある者しか神は使わないというわけではない。学問はなくても真の徳をいただけば、さしつかえはない。自分が受けたおかげを手本にしていくのであるから、むずかしいことはない。ご用をさせていただけ」と仰せられた。(『天地は語る』186)
「受けたおかげを手本にして世の人を救う」すなわち「信心継承」こそ、神様が最もお喜びくださることと教祖様はおっしゃっています。
今年は一歩前進する信心をさせていただきましょう。