先日、TVでパワースポットの特集を流しており、ベッキーが日比谷公園の首賭けイチョウに手をかざして「ビリビリくる!」と言っていたので、早朝、青山墓地の墓参の後に見に行ってきました。
もともと日比谷交差点脇にあったが、明治32年頃道路拡張のため伐採されようとしていたところ、日比谷公園の設計者である本田静六さんが、「首に賭けても移植させる」といって松本楼の前に移植した樹齢400年以上の立派なイチョウです。
手をかざしてみると私にはビリビリはこなかったのですが、とても優しい「気」を感じました。
その首賭けイチョウの前に小さな広場があって、ベンチがいくつか置いてありました。
腰掛けるとイチョウを眺めるのに丁度よいベンチです。
ふと、ベンチの背をみると、劇団東俳の藤野珠美さんが寄贈した「思い出ベンチ」に腰掛けていました。そして小さな金色のプレートに「人が一番不幸な時は、大切なものを失った時ではなく 大切なものが見えなくなったときです」という言葉が書いてありました。この言葉は深いと思いました。そして、この言葉を知っただけでもパワースポットに来たかいがあったと思いました。