南アフリカで行われたサッカーのワールドカップでは、日本代表が大健闘しました。
飛び抜けたリーダー的選手が存在する訳ではありませんが、日本は守りのサッカー、チームプレイで、前評判を覆す大活躍でした。
考えてみると日本人は、そういう国民性、カラーがあるような気がします。
金光教祖のみ教えにも「世間では勢信心ということを言うであろう。一人で持ちあがらない石でも、大勢で、よいしょと一度に力をそろえれば持ちあがる。家族中、力をそろえて信心をせよ。」(『天地は語る』301)とあります。
一人ひとりの力は小さくても、みんなで力を合わせれば大きなことができる。
また槇原敬之さんの『世界に一つだけの花』には「この中で誰が一番なんて争うこともしないでバケツの中誇らしげにしゃんと胸を張っている」という歌詞があります。
私たちの信心も、日本代表のサッカー選手達のように、また「世界に一つだけの花」のように、力を合わせて、争わず、しゃんと胸を張って、一心に神様に向かって行きたいものです。