金光教宣言
大いなる天地に生かされる人間として
すべてのいのちを認め、尊び
神と人、人と人、人と万物が
あいよかけよで共に生きる世界を実現する
先月、三月に行われる、金光教東日本大震災一年祭のツアー下見に、東北を訪れました。
震災から、10ヶ月が過ぎ、気仙沼、陸前高田、南三陸、石巻の被災地は、瓦礫はおおかた片付けられ、何もない状態になっていました。
しかし、ところどころ、大きな建物は残っており、3階や屋上まで津波の痕がありました。
地上十数メートルまで襲った、津波の様子を、当日、ホテルの上から見ていた人は、まるで気仙沼湾が大きな洗濯機のようだったと、家や、船や、車が渦を巻いて流れていた様子を語っておられました。
天地にはこれほどの大きな力がある。
そこに生かされて生きている人間として、すべてのいのちを認め、尊び
神と人、人と人、人と万物が
あいよかけよで共に生きる世界を実現する
まさに、金光教の出番が来たと改めて思わされました。