5月27日、故金光教教務総長 佐藤光俊大人 三十日祭並びにお別れの会に参拝した。
晴天の下、御本部祭場には千人近くの方が参拝され、和泉正一教務総長職務代行のご祭主で奏上祭・三十日祭・お別れの会が行われ、教主金光様ご夫妻も玉串を奉奠された。
特に牧野教会長 元教学研究所部長 早川公明先生のお別れの言葉は、研究所同期のライバル、人間くささもよくわかり、ジーンとさせられた。
佐藤総長が、生前、金光新聞「総長感話」のある一節に、「得られることを当然のように思っていると、失うことはとても辛いが、若い頃から、何かを、誰かに与え施す生き方をしていれば、失うことの中にある大切なものに心を向けることができる。」と書かれており、教祖様のみ教えにある「神心」(かみごころ)の信心を、まさに、現代社会にあらわしておられた感があった。
私たちは、こうした総長の遺された教えを、今後も全教、社会に広めていくことこそ大切なことと思い、亡くなられても、尚、お徳を遺してくださっていることを感じたお別れの会だった。