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気ままに綴るエッセイ

教会長が気ままに綴るエッセイです。
行事報告もこちらで行いますのでお楽しみに。

2006年11月27日

女は神に近い

妻が第二子出産へ、いよいよ臨月を迎えている。
出産時の陣痛はたいへんな痛みだと言われる。男性では耐えられない痛みだそうだ。
女性には、生理という現象が、十代前半からおこるが、生理痛というのはこの陣痛を耐え抜くための稽古、準備運動だともいう。
うら若き頃から一生のうちに約500回に至る煩わしい月経と、280日にわたる妊娠期間。そしてまるで鼻の穴からスイカを出すようだと表現される陣痛。いずれも男性には経験できない試練である。
なぜ女性ばかりがこんな試練を受けるのかという若い層がいるかと思うと、こんな感激を味わえない男はかわいそうという出産経験者もいる。「女は神に近い。信心は女からである。」(『天地は語る』302)という教祖の教えも頷ける。
男であれ女であれ、小さな難儀を乗り越える力をつけることによって、やがて大きな難儀がやってきても耐えうる力を得るのかもしれない。「難はみかげ」と教えにもある。神さまは乗り越えられない試練は与えないという。
ビックウェーブを待つ名サーファーのように、小さな難儀を乗り越え乗り越えして、大きな難儀にも耐えうる強い心を育みたいものである。

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