昨年、北京オリンピックで見事に金メダルを獲得した日本女子ソフトボールチーム。
選手たちの努力はたいへんなものであったが、メンバーのメンタルトレーニングを担当したコーチは、選手達が北京に発つ前に「お世話になった人に挨拶をしてきなさい」と促し、
エース上野投手は高校時代の恩師の墓参をしたという。
そして強豪アメリカ、オーストラリアなどを破り、金メダルに輝いた時の感動を忘れられない人も多いだろう。
厳しい練習で培った体力と技術に加え、「大勢の人に支えられているという気持ち、成功を信じる力がいい結果を呼んだ」と後に関係者が語ったとおり、
お世話になった人への感謝の気持ちを思い起こすことは、大きなパワーになる。
同じように私達も、教会参拝やお墓参りをしていますが、
それは神様、ご先祖様に感謝すると同時に、私達自身の「生きるエネルギーを得る」事にもなると思うのです。まもなくお盆の季節もやってきます。
木の枝葉が元気に生き生きとのびていくために根っこに水やりをするのと同じように、天地や先祖に感謝をして、元気な信心生活を送りましょう。