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初代の教え

「難儀から不動の信心を頂く」

信心が揺るぎないものになっていく過程で、人間が難儀を乗り越えていくことによって得ていくものが大変重要であると克明に述べられている。

間の一生の間には難儀というものがある。これに対して教祖様は、「難はみかげと思え」と言われた。難儀とは神様が与えて下された試練である。そして神様がこの難儀を必ず助けて下さって、難儀を凌ぐと即人間が大分練られてまいります。神様に近づいたことになる。難が無ければ信心など真剣にできない。

段々それが努力できるてくると、自分で自分の難儀と闘っていくばかりでなく、他の人の難儀を聞いてあげよう、相談に乗ってあげようという気持ちになります。人を助けてあげることになる。そういう生活ができるようになってくると信心も確立されてくることになる。それが更に進んでくると動かぬ信心となります。これを不動の信心と言います。

信心する者は、実際にこれを体得できるのです。そのための働きとしてお取次がある。お取次によって不動の信心に導かれるわけです。これが神様の働きなんです。


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