「信心航路」
私達は一つの物を見ても見方はそれぞれに異なってくる。しかし、神様
側から見ると一つである。日常生活においていつでも神様側から物事を
見られるようにと説いておられる。
我々の生涯、毎日毎日を信心航路と言う。この航路を行かせてもらう。自分は、真っ直ぐに歩いているつもりでも、本当にその方向へ真っ直ぐに歩いているかどうかはわからない。端から見るとジグザグかもしれない。
黒メガネをかければ、白い雪は見えない。見る人のメガネによって違ってくる。同様に同じ話を聞かされても、聞く人の受け止め方によって違ってくる。
私達は、前は見えていても後ろは見えない。しかし神様は、前も後ろもない。だから信心の道によってお取次を頂きながらご祈念をしっかりさせて頂いて、すべてがわかるような生活になるようにしていくことが大切である。