「社会のことを願う」
個の信心の広がりによって・・・・・・
金光教と社会の関わりの重要性について述べられている。
本教理解の信心から言えば、社会が助かっていくことが本教のもの(教え)である。
世の中の助かりを生み出す我々の信心ができてこなければならない。
我々は各々がおかげを頂くことによって社会全体を願わせてもらう。
そして世界の総氏子皆達者で幸せであるようおかげをこうむらせて頂かねばならない。
一軒の家に一人信心すれば家内中がおかげをこうむれる。
一町内に一軒信心すれば町内がおかげをこうむれる。
一人の信心がおかげの輪を広げていけるのである。
各人は自分のことのみを祈るのではなく、世のお役に立たせて頂くことを祈っていくことが大切である。