「天地の乳房」
高橋博士先生のお話より「お結界というところは天地の乳房であって、お乳ですな。」
を引用され、お結界の働きを説かれている。
なるほど、子どもが乳房にすがって乳を飲んで大きくなる。栄養を吸収する。
育つ。というわけですね。それに例えて、このお結界というところは親神様のお話をお結界を通して聞かせてもらう。親神様へこのお結界を通して願いを取り次いでもらう。いわゆる神様と人間との間の取次をする大事な場所である。
おかげを受ける場所においては、天地の神様のお恵みがお結界を通して、子どもが乳房にすがるがごとくそれで育っていくという。まことによく例えて考えて話してある。こういう心持ちになっていると、天地の乳房にすがって神様に語って頂く信心が育っていくことになるのであります。
私どもがそこに座らせて頂くということも金光様の大事な御座に代わらせて頂くというように思いますので、教師も信者も、皆そういう心持ちを持ってお結界のありがたさを思わせてもらって、おかげをこうむらせてもらいたいと思います。